🐼劇場アニメ キミスイ感想&考察(ネタバレあり)🐻

 

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

 

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 先日、劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」を観てきました。私は小説も実写映画も見ず完全初見で観に行ったのですが、最高でした。以下ネタバレありの感想です。

 まず初っ端お葬式のシーンが来てちょっとびっくりしましたが、この時は「まあ膵臓の病気で亡くなったんやろなあ」と思って特に何も感じませんでした。物語の中盤までは「僕」と桜良のやりとりをてえてえな~~と思いながら観てましたが、旅行のシーンでバックに入ってる大量の薬を見たときはさすがに心が痛くなりました。

 ガム君からガムをもらうようになったりなど成長する「僕」を見ていいぞと思った直後、桜良が通り魔に刺されて「まじか…」と映画館で声を出しそうになりました。そして今までに通り魔について触れていたのがこの伏線だったことにこのタイミングで気づかされました。

 物語のクライマックス、「僕」が共病文庫を読むシーンはさすがに感情を揺さぶられざるを得ませんでした。エンドロール後、1年かけて恭子と友人と言える関係になったことが分かりとても嬉しかったです。あと恭子とガム君がくっついたのも次くらいには嬉しかったです笑

 

まとめ

 この作品は単なる恋愛映画ではなく「僕」の成長物語でした。また、設定や伏線が分かりやすくも良くできていると思いました。あと来場者特典の小説「父と追憶の誰かに」も映画を観た後に読んだら余韻が延長したので、映画だけ観てまだ読んでない人はぜひ読んでみてほしいです。